スマトラ島ランプン州タピス展の予定

ランプン州伝統の花嫁衣裳（モデルは伊藤紗世さん）


インドネシア文化宮(GBI)では2007年2月3日（土）～3月31日（土）の二ヶ月間、スマトラ島最南端のランプン州にスポットを当てた文化イベントを企画しています。クラカタウ火山で知られるランプン。首都ジャカルタから飛行機を利用すれば、わずか30分。高速道路とスンダ海峡横断のフェリーを使った場合は、最速で4時間弱で州都バンダル・ランプンに到着。広大な油椰子やゴムなどの農業プランテーション、そして野生象を集めた“象の学校”、さらには古代ヒンドゥー＆仏教文化の影響を受けた遺跡群。また、近年、マリンレジャーが有望視され始めています。今回の展示会では、主にタピス(Tapis)と呼ばれる金銀糸を使った刺繍文化を取り上げます。金糸や銀糸をたっぷりと用いた手刺繍のタピス布は、今でも、花嫁衣裳に欠くことのできない素材として、その技術が先祖代々、引き継がれています。展示するタピスの多くは、ランプン州で最も有名なTapis Helau Gallery社が作ったものです。

以下は展示予定のタピスです






















Laut Silungと呼称されるタピスです。モチーフは、馬に乗る王様です。主に、結婚式で花嫁が付けるサルン（腰巻）に用いられます。





















象のモチーフ。タペストリ用の代表的モチーフです。






















【ランプン州画像リポート】




























毎年8月に開催される『クラカタウ祭り』。各地の伝統舞踊が披露される(2006年8月)
























バンダル・ランプン北東のワイカンバス国立公園内にある“象の学校”では、捕獲された野生象の調教が行われている





















スマトラ島最南端のバカウヘニ港。ジャワ島からスンダ海峡を越え、スマトラ島の玄関口。天気がよければ、遠方にジャワの山並みが






















州都バンダル・ランプンの遥か西方、タンガムス山(2,102m)の麓には見事な棚田が広がる

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[アムリ]

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今、インドネシア教育大学で日本語を勉強しています。
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