2時間で話せるランプン語(第66期インドネシア理解講座)参加者募集Bahasa Lampung)
現在開催中の『スマトラ島ランプン州伝統タピス展』(2007.2.3~3.31)にちなんで、以下のような日程で、『2時間で話せるランプン語』講座を開設します。インドネシア文化宮(GBI)では、これまでに“超スピードで覚えるインドネシア各地の言語講座”シリーズの一環として、「インドネシア語」、「アチェ語」、「マカッサル語」、そして「ブギス語」講座を実施してきました。これらは、111の基本単語(インドネシア文化宮が独自に選択・考案)を覚え、それで会話まで習得してしまおうとの、大胆かつ不届きな試みです。構文や発音などは完璧に無視します。要するに111の単語で、全ての会話をこなしてしまうことに挑戦しています。
ランプン語は、インドネシア国内に数ある言語の中でも、発音が難しく、さらに二つの大きなバージョンがあると言われています。しかし、GBIはそれらのことには拘りません。要は、基本単語をしゃべってみて「結構通じるじゃん!」と思えれば、それで試みは成功と考えています。2時間の講座を終えたあなた。きっと新たな言語を“征服した”快感に酔いしれているはず(たぶん)。
講師は、現在横浜国立大学の大学院国際社会科学研究科で後期博士課程履修中のユリア・クスマ・ワルダニ(Yulia Kusuma Wardani)さんです(上記画像)。開催中の『スマトラ島ランプン州伝統タピス展』を楽しみながら、そして本格的なランプンコーヒー&ランプン産バナナチップを味わいながら、ランプン文化に触れてみませんか?
【ユリア・クスマ・ワルダニ(Yulia Kusuma Wardani)さんのプロフィール】
ランプン国立大学(UNILA)講師。ボゴール農業大学(IPB)卒業(コンピューター情報専攻)。ランプン国立大学法学部卒業。関東学園大学(LLM)卒業。専門は国際取引法。
【期日】 2007年3月24日(土) 14:00-16:00
【場所】 インドネシア文化宮(GBI)・ JR高田馬場駅より徒歩約6分
【定員】 約20名
【参加費】 \1,000#(JAN=Japan Aceh Net)」を通じてアチェ義援金に使わせていただきます)
【申し込み】氏名、住所、電話番号(変更などの緊急連絡用として携帯電話番号も)明記して電子メールでお申し込みください。
メールアドレスは:
okawa@mxg.mesh.ne.jp
ランプン州は、今、果物の王様とも言われる、あのドリアンの収穫期。ドリアンって、こんな風になっているんだね。
州都バンダルランプンの中心街にある州立博物館。インドネシア国内にあるおよそ30を数える州立博物館の中でも、その充実振りに高い評価が。
州立博物館所蔵の金糸刺繍タピスの古布
バンダルランプンから西へ車で約3時間。山岳部には、独特の木造家屋が。
上と以下二枚の画像は、バンダルランプンから東北方面へ約1時間30分の距離にあるプグンラハルジョ(Pugungraharjo)遺跡。男根風の石造物、そして円墳、さらに広大な遺跡群を囲むお堀の跡などが残っている。この遺跡の歴史についてはまだまだ謎が多い。
バンダルランプンから東北方向に約3時間。ワイカンバスには“象の学校”がある。集められたおよそ60頭の元野生像が調教師たちと暮らしている。
【参考ブログ】
ランプン州政府文化使節団が来日(Rombongan Budaya dari Lampung)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200703article_8.html
スマトラ島ランプン州伝統タピス展(Pameran Budaya Tapis Lampung)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200701article_3.html
ランプン州タピス展の予告
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200610article_8.html
インドネシア文化宮
http://clik.to/GBI
ランプン情報
http://www.enggano.com/lampung.php
ランプン・ポスト紙
http://www.lampungpost.com/aktual/main.php
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