ランプン州ファッションショー(Lampung Fashion Show)
2007年3月24日(土)、『スマトラ島ランプン州タピス展』の一環として、ランプン州から来日したDKL(ランプン州芸術評議会)主催のファッションショーが開催された。モデルは、舞踊家でもあるアニー・クルニアシさん(愛称アニー)、そしてアンディナ・マルタディノヴァさん(愛称ディナ)。アニーさん(23歳)は、国立ランプン大学経済学部を卒業し、現在は、中部ランプン県の県庁勤務。県知事室でプロトコールを担当。ディナさん(20歳)は、現在、国立ランプン大学社会政治学部二年生。ランプン独特の花嫁衣装をバックに、ウスス刺繍(腸刺繍)で作った赤いドレスに身を包むディナさん。デザイナーは“ランプンのピエールカルダン”こと(!?)アアン・イブラヒムさん。イブラヒムさんのウスス衣装は、これまでにインドネシアのミス・インドネシアやミス・ユニバース代表が着用したこともある、まさしくインドネシアを代表するファッション素材だ。
セクシーで、“綺麗なお姉さん”のアニーさん。
日本文化が大好きなディナさん。「東京タワーを見たい!」との願いは滞日最終日に叶えられた。
インドネシア文化宮(GBI)の狭い展示ルームは、楽屋に。デザイナーのイブラヒムさんがドレスアップのお手伝い。
名前は“腸刺繍(Sulaman Usus)”と少々不気味だが、イブラヒム氏の手にかかると、身体に吸いつくかのようなボディコンに。衣装だけ見ても、かなりのセレブ&セクシー度。
イブラヒム氏の作品は変幻自在。こんなランプンお嬢様系のドレスも。
ショーを終え、ディナさん(左)とアニーさんのパフォーマンスに大満足のイブラヒムさん。
イブラヒムさんは、インドネシア国内では、いわば“地方のデザイナー”。しかし、ウスス刺繍の独特な技法と、その高い都会的センスが故に、これまでにインドネシアを代表するモデルやミスコン受賞者の衣装を担当している。これはミスユニバースのインドネシア代表が同氏の衣装を着用した時の記念写真。
【参考URL】
ランプン州文化フェスティバル報告(Festival Budaya Lampung)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200703article_12.html
ランプン州タピス文化&観光講演会(第67期インドネシア理解講座)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200703article_11.html
ランプン州文化フェスティバル(Festival Budaya Propinsi Lampung)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200703article_10.html
ランプン州政府文化使節団が来日(Rombongan Budaya dari Lampung)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200703article_8.html
2時間で話せるランプン語(第66期インドネシア理解講座)参加者募集Bahasa Lampung)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200702article_3.html
スマトラ島ランプン州伝統タピス展(Pameran Budaya Tapis Lampung)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200701article_3.html
スマトラ島ランプン州タピス展の予定
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200610article_8.html
ランプン情報
http://www.enggano.com/lampung.php
ランプン・ポスト紙
http://www.lampungpost.com/aktual/main.php
インドネシア文化宮(GBI)
http://clik.to/GBI
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