マカッサル市民ジャーナリズムに支援の手を(Bantuan utk Buku Panyingkul)

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インドネシア文化宮(GBI)では、去る5月10日、第79期インドネシア理解講座として、リリィ・ユリアンティさんをお招きして、スラウェシ島のマカッサルで二年前に誕生した、インドネシア初の市民ジャーナリズム『パニンクル(Panyingkul!)』の実態についてお話をうかがいました。また、同時に、本邦初公開となるマカッサル・ドキュメンタリー映画の上映会も実施しました。当日、リリさんからも概要説明がありましたが、『パニンクル』では、日本のスラウェシ島ファン、そしてインドネシア・ファンに賛助金を呼びかけて、二冊目となる“普通の人がリポートしたマカッサル”の記事集大成の刊行を企画しています。




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2007年7月に発刊された第一冊目の「Makassar di Panyingkul!)(パニンクルに見るマカッサル)」。定価は\2,500#でインドネシア文化宮で購入可能です。


2007年7月「Makassar di Panyingkul!」を出版した、マカッサルの市民ジャーナリズムグループ『パニンクル(Panyingkul!)』は、過去一年間の主要記事をまとめた二冊目の書籍の刊行を来る7月に計画しています。これに関して、同グループの共同設立者で、現在NHKのラジオ・ジャパンのインドネシア語放送のアナウンサー兼プロデューサーを務めるリリィ・ユリアンティさんから以下のような、募金の呼びかけがなされています。二冊目となる「パニンクルのマッカサル」には、2007年5月~2008年5月の間にパニンクルのウエッブサイトに掲載された記事の中から、編集チームによって厳選された16-20本の記事(170ページ)が掲載されるとのことです。
“普通の人のジャーナリズム”を市民の視線から構築しようと努力を続けている『パニンクル』は、高校生などを対象に、リポートや執筆に関する講座を設け、質的に高い市民ジャーナリズムを追及しています。しかし、そのための資金は、共同設立者たちからの寄付でまかなっているのが現状で、そこで、広く国際社会からも賛助金を求めることを決めたそうです。
賛助金は一口を\10,000#とし、寄贈者の氏名は、やがて出版される第二冊目の「パニンクルのマカッサル」に明記されます。また機関・組織からの寄付に対しては、書籍の中で、1パラグラフを使って、プロフィールを紹介するとのことです。




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【リリィ・ユリアンティさんのプロフィール】


Lily Yulianti。1971年7月16日、南スラウェシ州マカッサル生まれ。1994年、国立ハサヌディン大学農学部を首席で卒業。2003年、オーストラリアのメルボルン大学から、専攻のジェンダーと開発で修士号。1996~2000:インドネシアの最有力紙『KOMPAS』記者。2001~2004:豪ABC放送ラジオ・オーストラリアでプロデューサー。2004~現在:NHKラジオ・ジャパンのインドネシア語放送アナウンサー兼プロデューサー。2006~現在:インドネシア初の市民ジャーナリズムサイト『Panyingkul!』の共同設立者。著書:『Makassar di Panyingkul!』(2007年7月、編者)、『Makkunrai』(2008年3月)



送金先は以下の通りです。尚、印刷開始までに氏名を知る必要がありますので、今回の賛助金の送金締め切りは2008年6月10日(火)までとのことです。また、賛助金を提供してくださった方々には、出版後、同書を二冊プレゼントするそうです。


ゆうびん貯金
口座番号:10070 9958 2541
名義:ユリアンティ・リリィ

尚、リリィさんに直接問い合わせの場合は、以下のメールアドレスまで。
lily@panyingkul.com


リリィさんからの呼びかけ全文


Rencana Penerbitan Buku
Tulisan Pilihan Panyingkul! ke-2
Juli 2008

Pendahuluan
Sejak tahun 2007, Panyingkul! (www.panyingkul.com) memulai tradisi menerbitkan kumpulan tulisan pilihan sebagai upaya memperluas keterbacaan laporan-laporan yang ditulis para citizen reporter. Tulisan pilihan tersebut telah ditayangkan di situs Web Panyingkul! selama periode satu tahun dan dinilai memenuhi kriteria citizen journalism yang berlaku di media orang biasa ini, yakni mengutamakan perspektif warga, mengangkat isu-isu pro-rakyat atau tema yang tidak banyak diberitakan media massa mainstream, yang disajikan dengan memenuhi kaidah jurnalistik yang berlaku umum.

Rincian Buku Kedua
Buku kedua ini akan berisi 16-20 tulisan yang dipilih oleh tim editor, terdiri dari tulisan yang telah ditayangkan di situs Web Panyingkul! pada periode Mei 2007 – Mei 2008.
Aspek penting citizen journalism yang ingin ditonjolkan dalam buku kedua ini adalah inisiatif citizen reporter yang sebagian besar merupakan pekerja profesional/peneliti di berbagai bidang yang di sela-sela kesibukan pekerjaannya meluangkan waktu menulis laporan-laporan berperspektif warga, baik yang terkait dengan pekerjaan/penelitian mereka maupun tidak. Di antaranya adalah peneliti kelautan/pemberdayaan masyarakat pesisir yang mengolah laporan dan pengamatan lapangan mereka menjadi laporan jurnalistik, peneliti kehidupan masyarakat terasing yang menayangkan laporan perjalanan di taman nasional di Sumatera, perjalanan menyusuri pelosok Papua yang miskin sarana transportasi, kehidupan masyarakat di Taman Nasional Laut Takabonerate, dan sebagainya.
Selain itu, buku kedua ini juga menampilkan laporan pelajar SMA di Makassar yang mengikuti program penulisan di Panyingkul! dalam satu tahun terakhir, yang memotret kehidupan masyarakat pinggiran di perkotaan serta fenomena urban lainnya.
Buku kedua Panyingkul! ini direncanakan setebal 170 halaman, dengan ukuran 21 x 15 cm dan sampul berwarna.
Menjadi Mitra Penerbitan Buku Kedua Panyingkul!
Bagi individu maupun lembaga yang memiliki visi yang sama dengan Panyingkul! yakni mengembangkan partisipasi warga dalam berdemokrasi melalui laporan-laporan jurnalistik pro-rakyat (yang kami istilahkan jurnalisme orang biasa), kami mengajak untuk menjadi mitra penerbitan buku kedua ini.

Bagi setiap individu yang menyumbangkan 10,000 Yen akan kami cantumkan namanya di halaman sponsor khusus di bagian dalam buku tersebut, sementara bagi lembaga, akan kami siapkan satu paragraf penjelasan tentang lembaga tersebut di halaman dalam buku. Setiap penyumbang akan mendapatkan dua eksemplar buku Panyingkul! kedua.
Panyingkul! didirikan dan dijalankan dengan mengandalkan inisiatif warga yang memiliki visi menyediakan informasi yang cerdas, sehat dan independen yang disiapkan oleh para citizen reporter. Kami mengajak Anda menjadi bagian dari Panyingkul! (p!)

Sumbangan dapat dikirimkan melalui transfer ke:

Tabungan Pos Jepang
Lily Yulianti
Nomor rekening 10070 9958 2541

Untuk informasi lebih lanjut dapat menghubungi:
lily@panyingkul.com


【参考ブログ】


マカッサル映画鑑賞&マカッサル文学講演(Film & Sastra Makassar)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200804article_2.html

パニンクル
http://www.panyingkul.com/

リリ・ユリアンティさん執筆のパニンクル紹介記事が、以下のサイトの日本語で掲載されています。
インドネシアでの市民ジャーナリズム
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005183

また『パニンクル』に掲載された幾つかの記事が日本語訳され、日本貿易振興機構アジア経済研究所の月刊誌『アジ研ワールド・トレンド』に2007年3月号から「スラウェシ市民通信」というタイトルで毎月連載されています。その内、「アバンダの運命のボール」は、以下のサイトで読むことができます。

第1回 アバンダの運命のボール アアン・マンシュール
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/W_trend/pdf/2007_03/wt_sulawesi_02.pdf

原文は以下のパニンクルのサイトに掲載されています。
「Bola Nasib Abanda」(By M. Aan Mansyur)
http://www.panyingkul.com/view.php?id=24&jenis=karebosi

アジ研ワールド・トレンド
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/W_trend/

スラウェシ市民通信連載にあたって 松井和久
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/W_trend/pdf/2007_03/wt_sulawesi_01.pdf

インドネシア文化宮(GBI)活動記録
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200610article_2.html

インドネシア文化宮活動記録(インドネシア語)Kegiatan GBI
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200610article_4.html

トラジャ文化&トラジャ語を学ぶインドネシア理解講座(Budaya & Bahasa Toraja)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200707article_1.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展(Pameran Tunggal Mike Turusy)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200706article_10.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展のお知らせ(Pameran Mike Turusy)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200705article_2.html

インドネシア文化宮2007年活動記録(Kegiatan GBI pada tahun 2007)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200712article_2.html

インドネシア文化宮2006年活動記録(Kegiatan GBI pada tahun 2006)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200612article_8.html

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  • 北スラウェシ州紀行(36) 画家ソニー Perjalanan ke Sulut (36) Sonny

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco133.gif" />2008年11月1日、トモホン(Tomohon)のソニー・ギャラリー2(Sonny Art Galeri:兼アトリエ)で、第15回目の「ソニー・レンコン個展」がスタートした。9日までの日程だ。画.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-11-03 17:41
  • マナドWOC開催記念ソニー・レンコンさんの個展(Pameran Sonny L di Manado)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />インドネシア最南端のNTT(東ヌサトゥンガラ)州政府から派遣され、最北端の北スラウェシ州(Prop.Sulut)の州都マナド(Manado)で5月初旬、ササンドゥ(Sasandu)演奏を行うザカ.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-05-01 18:02
  • マナド&トモホンでソニー・レンコンさんの絵画展(Pameran Sonny Lengkong)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />世界海洋会議(WOC=World Ocean Conference:2009年5月11日~15日)開幕を控える北スラウェシ州の州都マナド(Manado)。5月9日、このインドネシア最北端の州へ、.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-05-09 19:54
  • 北スラウェシ州のコリンタン音楽(動画)Musik Kolingtan Sulawesi Utara

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco135.gif" />インドネシア最南端・ロテ島の伝統楽器ササンドゥ(Sasandu)の音色は、まさに“水芭蕉に眠るかぐや姫の調べ”。さて、インドネシア最北端・北スラウェシ州の伝統楽器コリンタン(Kolingtan.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-07-07 22:57
  • 北スラウェシ州のコリンタン音楽(2) Musik Kolintang Sulawesi Utara

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco135.gif" />インドネシア最南端・ロテ島の伝統楽器ササンドゥ(Sasandu)の音色は、まさに“水芭蕉に眠るかぐや姫の調べ”。さて、インドネシア最北端・北スラウェシ州の伝統楽器コリンタン(Kolingtan・.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-07-09 11:39
  • 北スラウェシ州のコリンタン音楽(3) Musik Kolintang Sulawesi Utara

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco135.gif" />インドネシア最南端・ロテ島の伝統楽器ササンドゥ(Sasandu)の音色は、まさに“水芭蕉に眠るかぐや姫の調べ”。さて、インドネシア最北端・北スラウェシ州の伝統楽器コリンタン(Kolingtan・.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-07-10 10:56
  • 北スラウェシ州のコリンタン音楽(4) Musik Kolintang Sulawesi Utara

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco135.gif" />インドネシア最南端・ロテ島の伝統楽器ササンドゥ(Sasandu)の音色は、まさに“水芭蕉に眠るかぐや姫の調べ”。さて、インドネシア最北端・北スラウェシ州の伝統楽器コリンタン(Kolintang・.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-07-12 11:53
  • 北スラウェシ州のコリンタン音楽(5) Musik Kolintang Sulawesi Utara

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco135.gif" />インドネシア最南端・ロテ島の伝統楽器ササンドゥ(Sasandu)の音色は、まさに“水芭蕉に眠るかぐや姫の調べ”。さて、インドネシア最北端・北スラウェシ州の伝統楽器コリンタン(Kolintang・.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-07-16 21:27
  • 北スラウェシ州のコリンタン音楽(6) Musik Kolintang Sulawesi Utara

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco135.gif" />インドネシア最南端・ロテ島の伝統楽器ササンドゥ(Sasandu)の音色は、まさに“水芭蕉に眠るかぐや姫の調べ”。さて、インドネシア最北端・北スラウェシ州の伝統楽器コリンタン(Kolintang・.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-07-17 23:51