マカッサルの「パニンクル」が二冊目の出版(INDONESIA di Panyingkul!)

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スラウェシ島マカッサルの市民ジャーナリズムグループ『パニンクル(Panyingkul!)』が、過去一年間の主要記事をまとめた二冊目の書籍『INDONESIA di Panyingkul!』が去る7月に出版されました。この出版費用の一部は、日本の個人からの賛助金で賄っています。2007年7月に出版された第一号の表題は『Makassar di Panyingkul』でしたが、今回は、インドネシア各地の話題も取り入れたために、タイトルを『パニンクルに見るインドネシア』としたそうです。
全228ページ。20人(男性15、女性5名)の市民ライターが書いた計38の記事が収録されています。「パニンクルにとって二冊目となるこの本の最大の特色は、高校生がリポートした記事が入っていることです。パニンクルでは、これまでに、高校生を対象とした取材・文章作成講座を何度も開催してきましたが、ようやくその成果が出てきました」と、パニンクル創設者の一人で東京在住のリリィ・ユリアンティさん。
リリィさんの説明によれば、男女の高校生がチームで、マカッサルでいまだに行われている“爆弾漁業”について、魚市場や漁村などの取材を通じて書き上げた力作が光っているそうです。また、今回は、インドネシア最東端のパプア州や、最西端のアチェ州で取材した話題も入っていて、パニンクルの活動エリアが次第に拡大していることを物語っています。

同書の定価は¥2,500#。購入の申し込みはメールでリリィさんまで(lily@panyingkul.com)。

『INDONESIA di Panyingkul!』と『Maiasaura』を手にするリリィ・ユリアンティさん。


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『INDONESIA di Panyingkul!』


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リリィさんは、『Makkunrai』に次ぐ二冊目の自著を去る7月出版しました。表題は『Masasaura』。実話に基づいた計9話の女性を主人公に据えたフィクションです。日本で働く低賃金外国人女性労働者の話も入っています。



【参考ブログ】


マカッサル市民ジャーナリズムに支援の手を(Bantuan utk Buku Panyingkul)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200805article_8.html

マカッサル映画鑑賞&マカッサル文学講演(Film & Sastra Makassar)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200804article_2.html

パニンクル
http://www.panyingkul.com/

リリ・ユリアンティさん執筆のパニンクル紹介記事が、以下のサイトの日本語で掲載されています。
インドネシアでの市民ジャーナリズム
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005183

また『パニンクル』に掲載された幾つかの記事が日本語訳され、日本貿易振興機構アジア経済研究所の月刊誌『アジ研ワールド・トレンド』に2007年3月号から「スラウェシ市民通信」というタイトルで毎月連載されています。その内、「アバンダの運命のボール」は、以下のサイトで読むことができます。

第1回 アバンダの運命のボール アアン・マンシュール
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/W_trend/pdf/2007_03/wt_sulawesi_02.pdf

原文は以下のパニンクルのサイトに掲載されています。
「Bola Nasib Abanda」(By M. Aan Mansyur)
http://www.panyingkul.com/view.php?id=24&jenis=karebosi

アジ研ワールド・トレンド
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/W_trend/

スラウェシ市民通信連載にあたって 松井和久
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/W_trend/pdf/2007_03/wt_sulawesi_01.pdf

インドネシア文化宮(GBI)活動記録
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200610article_2.html

インドネシア文化宮活動記録(インドネシア語)Kegiatan GBI
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200610article_4.html

トラジャ文化&トラジャ語を学ぶインドネシア理解講座(Budaya & Bahasa Toraja)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200707article_1.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展(Pameran Tunggal Mike Turusy)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200706article_10.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展のお知らせ(Pameran Mike Turusy)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200705article_2.html

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    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco133.gif" />アトリエを州都のマナドから高原の“花の街(Kota Bunga)”トモホン(Tomohon)に移した、北スラウェシ州(Prop.Sulut)を代表する画家のソニー・レンコン(Sonny Leng.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-10-30 00:01
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    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco133.gif" />“東の真珠(Mutiara Timur)”そして“北スラウェシの真珠(Mutiara Sulawesi Utara)”の敬称・愛称で呼ばれる、トモホン(Tomohon)在住の画家ソニー・レンコン.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-10-31 00:01
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