NTB州スンバワ島紀行(1) ノラ猫(Perjalanan ke Sumbawa, NTB) (1)

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Perjalanan ke Sumbawa(1) Kucing liar yang sayang
Di Sumbawa Besar, sempat jumpa dengan beberapa banyak ekor kucing liar yang begitu sayang.
Di Kab.Sumbawa, bukan hanya kucing atau anjing saja yang "bebas". Sapi, kerbau, kambing dan
kuda pun hidup bebas, seolah-olah kaya yang "liar". Disini ada suasana independen bagi hewan ternak.


バリ島の東隣りのロンボク島。その東隣のスンバワ島。1815年、世紀の大爆発を起こしたタンボラ(Tambora)火山(2821m)を抱え、「アラー」のアラビア語文字にも似た形の島だ。高級リゾートホテルがあるモヨ(Moyo)島をも含むスンバワ県は、同島にある4県の一つ。
ソンケット(縫取り織り)生産の現場や、スンバワ王朝(Dewa Dalam Bawa王朝)が残した文化を見るため、バリから飛んだ。そこで目撃した印象的な光景は、野良猫たちの自由気ままな生態だった。家ネコに限らず、この島では、多くの家畜が放し飼いされている。牛、水牛、馬、そして山羊。いわばノラ牛、ノラ水牛、ノラ馬、ノラ山羊だ。『所有者は、自分の家畜がどの辺りにいるかを承知しているから、どこに行こうと心配しない。また顔を見れば、どれが自分の家畜か直ぐに判断できるから、間違って誰かが連れて行ってしまうこともない。ニワトリなどを除けば、家畜泥棒なんてこれまで聞いたこともない』---地元の記者が言う。
同島滞在中、近寄ってきたノラ猫たちを撮影してみた。(注:無理やり捕獲したケースもあるが...)

上の画像は:スンバワ王家の末裔の家にほぼ棲みついている“高貴な”ノラ猫

スンバワ島はネコにとって“天国”だ。で、ネコにとって“地獄”は?その一つはスラウェシ島の北スラウェシ州(Sulut)かもしれない。特にミナハサ民族が暮らすエリアでは、ネコちゃんが普通に食べられている。高原の街トモホン(Tomohon)では数日間の滞在中、飼い猫&野良猫を一匹も見ることができなかった。『食べられちゃったから、いないのさ』---と州政府観光局のスタッフが淡々と説明してくれた。


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スンバワ王家末裔の“黄色い家(Bala Kuning)”を根城にするノラ猫二番手。


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市内中心部にあるタンボラ・ホテルの中庭を徘徊するノラ猫。最近子供を生んだとか。警戒心を解かない智恵者。


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タンボラ・ホテル敷地内を定期的に通過する、性格がおとなしいノラ猫。


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タンボラ・ホテル敷地内を闊歩し、ほぼ人間に警戒心のないノラ猫。手から煮干を食べてくれた。頭をナデナデしてもOK。


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これは飼い猫。水牛レースで知られるパムルン村に暮らすトミー君。


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ケンチャナ・ビーチ・ホテルをベースにするおとなしい性格のノラ猫。


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ホテル・ラグナ・ビルに住み着いた、痩せきったノラ猫。人恋しいのか、どこまでもついて来る。


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県知事公邸敷地内で見かけた見事に真っ黒な猫。ノラ猫か家猫か確認できず。独立記念日の祝賀の夕べ会場に突如現われ、突如去っていった。


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付録の「スンバワ島の野良犬&飼い犬」。ケンチャナ・ビーチ・ホテル敷地内にて。


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