NTB州スンバワ島紀行(4) 観光(Perjalanan ke Sumbawa No.4)

画像


Perjalanan ke Sumbawa(4) Turis asing ke Sumbawa
Menurut statistik Dinas Pariwisata Kab.Sumbawa, pada tahun 2004, diantara kaum turis asing yang datang di
Kabupaten Dalam Loka, ternyata yang paling banyak adalah keturunan Samurai dari Negeri Sakura, yakni sebanyak
223 orang.Berikut warga Perancis(217 orang), dan warga AS(155 orang).Tampak masih kurang jumlah hoter berbintang.
Tapi disini terdapat alam yang betul2 masih asli---suatu potensi luar biasa di NTB.



人口およそ39万人(2005年県観光局統計)のスンバワ県。面積は約6,643km2。現在22郡から構成。これまで、故ダイアナ王妃も訪れたことがある高級リゾートホテルのあるモヨ島(Pulau Moyo)を中心に“観光”が語られてきたが、県は今、本島サイドで観光オブジェクトの発掘、育成に努めている。マリンリゾート地としては、同県最東部で、ドンプー(Dompu)県との県境付近にあるチェンピ(Cempi)湾のマチ(Maci)やシリ(Sili)浜をサーフィンスポットとして挙げている。これまでサーフィンに適した浜として、チェンピ湾に面したドンプー県のフウ(Huu)が世界のサーファーに知られていたが、スンバワ県は、その対面に位置するマチとシリの大波に期待を賭けている。さらに、対岸にタンボラ火山を望むサレー(Saleh)湾やモヨ島近海は、ダイビングスポットとして注目。
県都スンバワ・ブサールから南西におよそ2時間。バトゥランテ山の手前の山容。スンバワ島は火山が生んだ起伏に富んだ地形が特徴。マリンリゾートだけではなく、山岳部に将来の観光開発の活路を見る。


県都スンバワ・ブサール市内の見どころとしては、やはりスンバワ王朝の王宮跡(Istana Dalam Loka)。木造の巨大な王宮は、現在修復作業が急ピッチで行われており、日本政府も無償技術援助を提供している。さらに、王族の末裔が暮らすバラ・クニン(Bala Kuning)と呼ばれる、黄色い家。最後の王様であるKaharuddin IIIが住んでいた。現在はその長女が息子夫婦や孫らと暮らしている。市内から西へ2時間ほどのアラス(Alas)郡に浮かぶブンギン(Bungin)島は、“世界一の人口密度”を売り物に、今後、観光客の増大を期待している。スンバワ土産は、何といっても蜂蜜。セモンカット(Semongkat)町の蜂蜜は、この島とアフリカの某国にしかないと言われる樹木の花の蜜を集めたもので、インドネシア国内でも最高級の誉れ。


画像



スンバワ県観光局長のザイヌディン氏によれば、2006年に同県を訪れた外国人観光客で一番多かったのは日本人。その数223人。その多くが、モヨ島(P.Moyo)にある四つ星ホテルのアマンワナ(Amanwana Resot。部屋数20)に宿泊した模様。次いでフランス人の217名。三位にアメリカ人、155名。以下、イギリス人(138名)、オーストラリア人(116名)、オランダ人(106名)、スペイン人(27名)、ドイツ人(17名)、イタリア人(14名)、スイス人(12名)。
乾期の8月は、カポック綿の季節。かつては、枕の中身に利用されていたが、今ではほとんど応用されていない


画像




画像



スンバワ・ブサール郊外にある“伝統村”。スンバワ独特の高床式住居


画像




画像



ケンチャナ・ビーチ・コテージ前の浜。8月の西日は、長い影を作る


画像




画像



スンバワ・ブサール市内から車で15分程度の距離にある、綺麗な砂浜に面したケンチャナ・ビーチ・コテージ(Kencana Beach Cottage。部屋数25)。タンボラホテルのオーナーが所有。小さいながらもプールもある。☆☆付きホテル。砂というよりも、珊瑚質の浜。ここにもノラ猫やノラ犬が住み着いていて、彼らと遊ぶと結構楽しい。


画像



市内から10分ほどの高台にあるラグナ・ビル・ホテル(Laguna Biru Hotel。部屋数7)。眼前に港があり、景色はまあまあだが、眼下を通る道路の騒音が気になる。道路は、夕刻から、単車で集まるカップルたちのデートスポット。ここにもノラ猫が。特技は、誰でも構わず、ずっとついてくること。


画像



スンバワ・ブサール市内、県政府庁舎前に建つ、部屋数50のホテル・タンボラ(Hotel Tambora)。中庭にはノラ猫が徘徊し、時には猿も出現。煮干でノラ猫を手なずけたい旅行者に最適。中国製コンビーフ缶詰も試してみたが、なぜか一口も食べなかった。煮干の次に効果的なものは鰯の水煮缶詰だった。


【参考ブログ】


NTB州スンバワ島紀行(3) タンボラ火山(Perjalanan ke Sumbawa No.3)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_2.html

NTB州スンバワ島紀行(2) ブンギン島(Perjalanan ke Sumbawa No.2)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_1.html

NTB州スンバワ島紀行(1) ノラ猫(Perjalanan ke Sumbawa, NTB) (1)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200808article_5.html

スンバワ県政府Website
http://www.sumbawakab.go.id/

スンバワ島観光
http://sumbawa.org/

スンバワのニュース
http://www.sumbawanews.com/

ドンプー県政府Website
http://www.dompu.go.id/

ビマ県ビマ市政府Website
http://www.bimakota.go.id/

NTB(西ヌサトゥンガラ)州政府Website
http://ntb.go.id/deskripsiwilayah/petasumberdaya.php

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • NTB州スンバワ島紀行(5)独立記念日 (Perjalanan ke Sumbawa No.5)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />路傍に真紅の花びらをつけたダンガール(Dangar)の樹。例年とは異なり、まったく雨の降らない乾期が続くスンバワ島。しかし、火山が生んだ複雑な山岳地形のおかげで、水不足は起きていない。水田には青.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-06 16:49
  • NTB州スンバワ島紀行(6) 独立記念日2(Perjalanan ke Sumbawa No.6)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />2008年8月17日。インドネシア共和国第63回独立記念日。バリ島の東の(ロンボク島)東のスンバワ島のスンバワ県。県都スンバワ・ブサールで県主催の記念式典に招かれた。午前の官製式典とはうって変わ.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-06 17:29
  • NTB州スンバワ島紀行(7) ソンケット(Perjalanan ke Sumbawa No.7)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />小スンダ列島にイカット(絣)文化とソンケット(縫取り織)文化が混在していることは広く知られている。フローレス島やアロール島、そしてティモール島などでは、両テキスタイル文化が、おおむね村単位で分散.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-07 19:40
  • NTB州スンバワ島紀行(8) 鍛冶屋(Perjalanan ke Sumbawa No.8)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />県都スンバワ・ブサールからおよそ14km。上流モヨ(Kec. Moyo Hulu)郡のタルワ(Talwa)村は、鍛冶屋の村として知られている。崩れかけたような粗末なニッパ椰子と瓦屋根の下、朝早く.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-08 15:00
  • NTB州スンバワ島紀行(9) モスク(Perjalanan ke Sumbawa No.9)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />スンバワ県政府の統計(2004年)によれば、県全人口約38万の96%がイスラム教徒。県内に572のモスクと110の簡易礼拝所が存在する。二位の宗教はヒンドゥー教(およそ11千人)。これは、西のロ.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-08 17:37
  • NTB州スンバワ島紀行(10) 水牛レース(Perjalanan ke Sumbawa No.10)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />スンバワ県と言えば“水牛レース(Barapan Kebo)”。確かに、島の至る所で、放し飼いの水牛が徘徊している。まさに水牛天国だ。アスファルト道路の脇をきちんと整列して歩く姿は、人間よりも道徳.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-09 11:19
  • NTB州スンバワ島紀行(11) 水牛2 (Perjalanan ke Sumbawa No.11)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />スンバワ島水牛レース史上初の“女性ジョッキー”が生まれようとしている。スワティディカ(Swatidika)さn(45歳)だ。二人の子の母親でもあるワティさん(愛称)は、本業は英語通訳ガイド。夫は.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-10 00:02
  • NTB州スンバワ島紀行(12) 王宮(Perjalanan ke Sumbawa No12)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco069.gif" />スンバワ島は、その昔二つの王国によって支配されていた。東のビマ王国、そして中西部のスンバワ王国だ。スンバワ王国(Kerajaan Sumbawa)の歴史は、17世紀後期にその起源を持つ。初代国王.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-11 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(13) 王宮2(Perjalanan ke Sumbawa No13)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/docomo/docomoE15.gif" />スンバワ王朝史によれば、初代から最後の国王までの軌跡は以下のようになる。 Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-12 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(14) 王宮3(Perjalanan ke Sumbawa No14)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/docomo/docomoE15.gif" />バリ島の東の東。ロンボク島の東隣のスンバワ島は、バリ島から極めて近い場所にあるものの、これまで注目されることはなかった。一方、この島を超えた東側のフローレス島は、殊に観光面でツーリストのデスティ.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-13 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(15) 王宮4 (Perjalanan ke Sumbawa No15)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(15) Pakaian Resmi Raja Sumbawa Di Bala Kuning, pengunjung dapat melihat berb.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-14 00:01
  • NTB州スンバワ島紀行(16) 王宮5 (Perjalanan ke Sumbawa No16)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(16) Pakaian Resmi Raja Sumbawa "Gadu Kamutar(Baju Kebesaran)"---begitu diseb.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-15 00:01
  • NTB州スンバワ島紀行(17) 王宮6 (Perjalanan ke Sumbawa No17)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(17) Keris Raja “Kris Baruwayat”dan “Kris Kamutar”----Kerajaan Sumbawa mening.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-16 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(18) 王宮7 (Perjalanan ke Sumbawa No18)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(18) Jimat & Mail Kerajaan Sumbawa---sepertinya mayoritas masyarakat Sumbawa.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-17 00:03
  • NTB州スンバワ島紀行(19) 王宮8 (Perjalanan ke Sumbawa No19)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(19) Pakaian resmi sang Permaisuri Inilah pakian resmi dan aksesori, juga Ke.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-18 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(20) 王宮9 (Perjalanan ke Sumbawa No20)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(20) Benda-benda Kerajaan Sumbawa Kerajaan Sumbawa yang berlangsung selama 2.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-19 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(21) 王宮10 (Perjalanan ke Sumbawa No21)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(21) Benda-benda Kerajaan Sumbawa Kerajaan Sumbawa yang berlangsung selama 2.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-20 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(22) 王宮11 (Perjalanan ke Sumbawa No22)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(22) Pedang Kerajaan Sumbawa Selain Keris, Kerajaan Sumbawa meninggalkan beb.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-21 00:00
  • NTB州スンバワニュース.com(Sumbawanews.com)

    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco032.gif" />インドネシア文化宮(GBI)のブログが連載している『NTB州スンバワ島紀行』が地元メディアの関心を呼んでいる。スンバワ島のニュースを中心に、NTB(西ヌサトゥンガラ州)ばかりか、全インドネシアのニ.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-21 19:21
  • NTB州スンバワ島紀行(23) 王宮12 (Perjalanan ke Sumbawa No23)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(23) Keris & Pedang Kerajaan Sumbawa Inilah "Samurai" alias pedang Jepang ya.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-22 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(24) 王宮13 (Perjalanan ke Sumbawa No24)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(24) Budaya Tenun Songket Kini aktivitas penenunan kain Songket di Kabupaten.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-23 00:00
  • NTB州スンバワ島紀行(25) 王宮14 (Perjalanan ke Sumbawa No25)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(25) Budaya Tenun Songket(2) Kini aktivitas penenunan kain Songket di Kabupa.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-24 00:40
  • NTB州スンバワ島紀行(26) 王宮15 (Perjalanan ke Sumbawa No26)

    Excerpt: Perjalanan ke Sumbawa(26) Budaya Tenun Songket(3) Kini aktivitas penenunan kain Songket di Kabupa.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2008-09-25 00:00