北スラウェシ州紀行(1) マナド(Manado) Perjalanan ke Sulut (1)

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スラウェシ(旧セレベス)島の北端に位置する北スラウェシ州(Sulawesi Utara=Sulut)は、日本に一番近いインドネシアだ。かつて“大東亜戦争”において、日本軍がカリマンタン(ボルネオ)島のタラカン島を奇襲攻撃し、インドネシア占領の第一歩を記すが、次いで攻略作戦を実行した地点が、現在の北スラウェシ州の州都マナド(Manado)だった。“空の神兵”と謳われた落下傘部隊が、占領下のフィリピンのダバオから出撃し、昭和17年(1942年)1月11日にマナド南方およそ37kmのラングアンにあったオランダ軍の飛行場を占拠、同時にマナド、ケマからの敵前上陸によりマナド近辺を数日間で制圧した。この海軍陸戦隊落下傘部隊による降下は、日本軍にとって初のパラシュート部隊の実戦となった。その後、海軍はマナド、陸軍はミナハサ地域を駐屯地として約3年半駐留した。マナドは、大戦中、阿南惟幾陸軍大将将率いる第二方面軍の司令部が置かれたこともある。
北スラウェシ州には、戦前から少なくない漁業関連企業の日本人が居住していた。その多くは沖縄県出身の漁民で、鰹節の生産に従事していた。また地元の女性との婚姻を通じて、多くの“日系人”が生まれたが、終戦後、日本人は祖国へ強制送還され、その結果、“日系人”社会は苦渋の道を余儀なくされた。
マナドは来年、世界の注目を集める国際会議のホストになる。2009年5月11~15日、世界海洋会議(WOC: World Ocean Conference 2009)が、世界的なダイビングスポットとして知られるブナケンを抱えるマナドで開催される。マナド近海は、1938年に南アフリカで発見され、世界的な話題となった「生きた化石」のシーラカンスが、1997年にアメリカ人研究者によって“棲息”していることが確認された地でもある。北スラウェシ州のタンココ自然保護区には、世界最小の猿と言われるタルシウスも棲息している。
『北スラウェシ紀行』はシリーズで、不思議な魅力に満ち溢れた同州をリポートする。



北スラウェシ州を代表する画家ソニー・レンコン(Sonny Lengkong)氏の作品『Manado Tua(古マナド島)』油絵(145 X 95cm) 2007作。2007年10月26日~11月9日に州都マナド市のHotel Qualityで行われた個展「Kalooran wo Kaaruyen(Kebaikan dan Keindahan bumi Nyiur Melambai)・副題はCahaya Angin Tradisi)」で展示された。インドネシア文化宮(GBI)は2009年にソニーさんの個展を東京で開催する予定です。


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人口約45万のマナドはスラウェシ島の北端部に位置し、人口約220万人の北スラウェシ州の州都。北に連なるサンギヘ(Sangihe)諸島の先にはフィリピンのミンダナオ島が。


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北スラウェシ州の行政区域。11県と4都市から構成。人口のおよそ40%がミナハサ(Minahasa)民族、そして約20%がサンギール(Sangir)民族。州人口のおよそ71%がキリスト教徒。


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マナド市(衛星画像)。海岸部を中心に高層化が進む。


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マナド市内から東を望む(衛星画像)。かつて日本軍が“マナド富士”と呼んだクラバット(Klabat)山(2022m)がそそり立つ。


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クラバット山から西方のマナド市方面を望む(衛星画像)。


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マナド市北西に浮かぶ、世界的ダイビングメッカであるブナケン島(Bunaken)とマナドトゥア島(Manado Tua・左側)。


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マナドトゥア島(約750m)の衛星画像。かつての火口跡が見える。


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ブナケン島。マナド市からスピードボートでおよそ45分。世界のダイバーの“憧れの地”の誉れ。シュノーケリングでもその海底珊瑚は十分堪能できる。



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ブナケン島南岸の浅瀬。


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【参考ブログ】


マカッサルの「パニンクル」が二冊目の出版(INDONESIA di Panyingkul!)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200807article_3.html

マカッサル市民ジャーナリズムに支援の手を(Bantuan utk Buku Panyingkul)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200805article_8.html

マカッサル映画鑑賞&マカッサル文学講演(Film & Sastra Makassar)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200804article_2.html

西スラウェシの伝統船サンデックで黒潮海道を航海
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200707article_3.html

トラジャ文化&トラジャ語を学ぶインドネシア理解講座(Budaya & Bahasa Toraja)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200707article_1.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展(Pameran Tunggal Mike Turusy)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200706article_10.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展のお知らせ(Pameran Mike Turusy)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200705article_2.html

北スラウェシ州政府
http://www.sulut.go.id/new/?

マナド市観光局
http://www.manadokota.info/

NSTPB(North Sulawesi Torusim Promotion Borad)
http://www.north-sulawesi.org/index.html

北スラウェシ州サンギヘ諸島県
http://www.sangihe.go.id/

World Ocean Conference 2009
http://www.woc2009.org/

特定非営利活動法人 Manado Net Japan
http://manadonet.com/

Sulutlink Foundation
http://www.sulutlink.org/

常夏のスラウェシ島(インドネシア)情報マガジン
http://www5d.biglobe.ne.jp/~makassar/

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    Excerpt: <img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/hdeco/hdeco135.gif" />インドネシア最南端・ロテ島の伝統楽器ササンドゥ(Sasandu)の音色は、まさに“水芭蕉に眠るかぐや姫の調べ”。さて、インドネシア最北端・北スラウェシ州の伝統楽器コリンタン(Kolintang・.. Weblog: インドネシア文化宮 racked: 2009-07-12 11:53
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