NTB州スンバワ島紀行(8) 鍛冶屋(Perjalanan ke Sumbawa No.8)

画像


Perjalanan ke Sumbawa(8) Talwa--Dusun pande besi
Dusun Talwa merupakan tempat dimana masih tetap mempertahankan budaya pande besi. Pisau, Parang, Cangkul,
Tembilang dsb. Dusun yang terletak di Kec. Moyo Hulu, hanya 15km dari ibukota, Sumbawa Besar.



県都スンバワ・ブサールからおよそ14km。上流モヨ(Kec. Moyo Hulu)郡のタルワ(Talwa)村は、鍛冶屋の村として知られている。崩れかけたような粗末なニッパ椰子と瓦屋根の下、朝早くから夕刻まで、耳をつんざくハンマーの響き。スンバワ県で使用される鎌、包丁、ブッシュナイフ(パラン)、ナタ、鍬などの農機具のほぼ全てが、この村で生まれる。そればかりか、お隣のドンプー県や西スンバワ県、そして西隣のロンボク島にも顧客を持つ。農牧業が基幹産業の同県では、古くから鍛冶職人が活躍してきたが、現在では、タルワ村が唯一といってよい鍛冶専門の村だ。『去年までは材料の鉄の価格はキロあたり5,000ルピアだったが、今は倍の1万ルピア。さらに燃料の木炭も一袋35,000ルピアに跳ね上がって、儲けはますます少なくなってきた』---10代から鉄器作りに励むリーダーのサレーさん(49歳)が嘆く。この村では、祖父の祖父の時代から鍛冶業が盛んで、村人は、農作業の傍ら、この副業を続けている。大きさにもよるが、パランの場合、価格はおおよそ5万(\580)~10万(\1,160)ルピアだ。


画像




画像



村の傍らには岩場が露出した川があり、この水で熱した鉄の塊を冷やす。


画像



フイゴを操作する老人。無言でひたすら風を送り込む。


画像



鉄は熱いうちに打て!呼吸の合ったハンマー叩き


画像



画像



サレーさんは、村一番の鍛冶職人。


画像




画像



出来上がったパラン。柄を付ければ完成。


画像




【参考ブログ】


NTB州スンバワ島紀行(7) ソンケット(Perjalanan ke Sumbawa No.7)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_6.html

NTB州スンバワ島紀行(6) 独立記念日2(Perjalanan ke Sumbawa No.6)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_5.html

NTB州スンバワ島紀行(5)独立記念日(Perjalanan ke Sumbawa No.5)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_4.html

NTB州スンバワ島紀行(4) 観光(Perjalanan ke Sumbawa No.4)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_3.html

NTB州スンバワ島紀行(3) タンボラ火山(Perjalanan ke Sumbawa No.3)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_2.html

NTB州スンバワ島紀行(2) ブンギン島(Perjalanan ke Sumbawa No.2)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200809article_1.html

NTB州スンバワ島紀行(1) ノラ猫(Perjalanan ke Sumbawa, NTB) (1)
https://gbitokyo.seesaa.net/article/200808article_5.html

スンバワ県政府Website
http://www.sumbawakab.go.id/

スンバワ島観光
http://sumbawa.org/

スンバワのニュース
http://www.sumbawanews.com/

ドンプー県政府Website
http://www.dompu.go.id/

ビマ県ビマ市政府Website
http://www.bimakota.go.id/

NTB(西ヌサトゥンガラ)州政府Website
http://ntb.go.id/deskripsiwilayah/petasumberdaya.php

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック