2011バンダアチェ観光年 Visit Banda Aceh Year 2011

アチェ市政府は、2011年を「Visit Banda Aceh Year 2011」と決定した。去る10月19日、首都ジャカルタの観光文化省で、同計画のお披露目式典が行われた。観光年カレンダーで見ると、2011年1月から12月まで、毎月、多種多様な催しが予定されている。1月のグランドオープニング・セレモニーに次いで、伝統文化を紹介するイベント、さらには釣り競技(3月)、ゴルフ・トーナメント(5月)、アチェ料理フェスティバル(7月)と続く。9月に入ると、文化パレード、バンダアチェ・エキスポ、伝統舞踊コンテスト、イスラム・ファッション・コンテストなども。そして2011年12月、津波被災7周年追悼式典。
同市政府が発表したデータによれば、津波被災以降、同市を訪れる内外からの旅行客が急増している。2005年には296,801人だったが、翌2006年には約395,691人。そして2007年、595,546人、2008年、710,081人、2009年、712,630人。
州都バンダアチェのSIM(スルタン・イスカンダール・ムダ)国際空港への近隣諸国からのアクセスも、ここ数年、大拡充されてきた。ことに、マレーシアの格安航空会社エアアジア(Air Asia)の就航は、同州とマレーシアを含む東南アジア各国との距離を、料金的、そして時間的に一層近づけている。同航空会社は、来る12月9日から、羽田空港からも週3便をクアラルンプールへ飛ばす。
かつてのアチェは、海外から眺めると、フライトや入国審査の関係で、どうしても首都ジャカルタ入りを余儀なくされた。しかし、今、マレーシアやシンガポールからのアチェ入りも容易になり、日本からほぼ直線で、しかも格安料金で行けるようになった。
門戸開放によって、インドネシアで最も敬虔なイスラム教徒が暮らすアチェも、急激な変貌を遂げている。しかも、その変化はさらに進化を目指しているかのようだ。その昔、中東からイスラム教が東南アジア域で最初に伝播したアチェ。州都バンダアチェの沖合いには、インドネシアで唯一の自由貿易港であるサバン(Sabang)もある。“インドネシア最西端”の地理的閉塞性を打破して、アチェは、今まさに、アチェ王国の黄金時代の復活を歩もうとしている。さあ、アチェへ!


さあアチェへ! Mari kita kunjungi Nanggroe Aceh Darussalam! To Aceh!
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Selamat datang di Pulau Weh! ようこそアチェのウェ島へ!
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インドネシア最西端のウェ島へ!Ke KM-0 Republik IndonesiaI(Pulau Weh NAD)
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Vist Banda Aceh Year 2011
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アチェ州政府
http://acehprov.go.id/
地元紙「Serambi Indonesia」
http://www.serambinews.com/
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