インドネシア文化宮(GBI)満14歳です GBI-Tokyo genap usia 14 thn: インドネシア文化宮(GBI-Tokyo)

2012年05月15日

インドネシア文化宮(GBI)満14歳です GBI-Tokyo genap usia 14 thn

今日(2012年5月15日）、インドネシア文化宮(GBI=Graha Budaya Indonesia)は満14歳になりました。1998年5月15日のオープン以来、計62回の展示会、そして105回の「インドネシア理解講座」を実施しました。現在は『画家ニケン・ララサティ個展 “ドラナン・アナック（子供の遊びの世界）” Pameran Tunggal Pelukis Niken Larasati, Dunia Dolanan Anak』を来る6月16日までの予定で開催中です。　

“年々歳々”の思いです。人も世のうつろいも、時の流れと共に川下へと、過去へと過ぎ去っていきます。先週末、東京・内幸町の日本プレスセンタービルで行われた、『じゃかるた新聞』の創設者である草野靖夫氏を偲ぶ会に出席。氏は、2004年5月22日、インドネシア文化宮(GBI)の第50期インドネシア理解講座で、「過熱化する大統領選挙」と題して、民主化への道を爆走するインドネシア政局について、ユーモアを交えながら熟練記者の見解を披露してくれました。

草野さんが起こした『じゃかるた新聞』は、1998年11月16日創刊。スハルト長期政権が崩壊して半年後のことでした。一方、GBIはスハルト政権消滅のちょうど一週間前に東京・高田馬場で生まれました。ほんの少しだけ年上ですが、この間の辛苦はまさにお互い様の感があります。“アジアを駆けたアジア人記者”であった草野さん(1939-2012)の半世紀を偲ぶ時、「大変でしょうけれども、GBIも頑張ってください」と言われているような気がしてなりません。

運営は本当に大変です。“志”だけが糧です。しかし14年間の歳月は、継続することの意義も教えてくれました。たくさんの友人ができました。インドネシアのたくさんの地方自治体も、その存在意義に理解を示してくれるようになりました。来る6月中旬からは、100種類以上もの、自然色で染めた糸を紹介する「インドネシア・アロール島の色世界」展を開催する予定です。NTT（東ヌサトゥンガラ）州アロール県政府との共催です。

あれもしたい、これもやりたい。と、展示会テーマは尽きることがありません。しかしながら、相対的に日本社会の対インドネシア関心度が低下傾向にある中、逡巡している思いも少なくはありません。あの『じゃかるた新聞』は二代目の上野太郎編集長の下、新たな歴史を刻もうとしています。微力ですが、東京から熱い応援を送ります。

画家ニケンさん東京個展Pameran Tunggal Niken Larasati di GBI-Tokyo, Jepang(Mar-Juni 2012)
http://youtu.be/c6PVprNRIh4

111 Kosakata Bahasa Jawa oleh Niken Larasati ジャワ語の基礎単語111
http://youtu.be/s9ptEYj_ROQ

Kursus Kilat 111 Kosakata Bahasa Jawa oleh niken Larasatiジャワ語の基礎単語111
http://youtu.be/FO6-vHOSetA

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http://youtu.be/s9ptEYj_ROQ

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http://youtu.be/FO6-vHOSetA

Ceramah Pelukis Niken Larasati di GBI-Tokyo, Jepang(4) 画家ニケン講演会
http://youtu.be/MLMXKNe9NyM

Ceramah Pelukis Niken Larasati di GBI-Tokyo, Jepang(3) 画家ニケン講演会
http://youtu.be/c6JQF3SMa80

Ceramah Pelukis Niken Larasati di GBI-Tokyo, Jepang(2) 画家ニケン講演会
http://youtu.be/kkNY9kE5UWE

Ceramah Pelukis Niken Larasati di GBI-Tokyo, Jepang(1) 画家ニケンさん講演会
http://youtu.be/cOpF8i9rAPU

第105期インドネシア理解講座の光景

画家ニケンが語るインドネシア子供の遊び2Niken Larasati berbicara ttg Dolanan Anak
http://youtu.be/h-iz-IViue4

画家ニケンが語るインドネシア子供の遊びNiken Larasati berbicara ttg Dolanan Anak
http://youtu.be/R9Mog3Q3Skw

【名称】　画家ニケン・ララサティ個展 “ドラナン・アナック（子供の遊びの世界）”
　　　　　 Pameran Tunggal Pelukis Niken Larasati, Dunia Dolanan Anak　

【主催】　インドネシア文化宮(GBI) & じゃかるた新聞
　
【期間】　2012年3月17日（土）～6月16日（土）11:00-17:45。日曜・祝日は閉館。また以下の土曜日も閉館となります。2012年3月24日、4月7日＆4月21日、5月19日、6月2日。さらに、激しい風雨を伴う悪天候、さらに取材活動に伴って事前通告無しに、閉めることもありますので、予めご了承お願い致します。

【展示品】　新作計22点。

【場所】　インドネシア文化宮(GBI) JR高田馬場駅より徒歩約6分。東京富士大学高田記念館正門向かい側のビル1階（添付地図参照）東京都新宿区下落合1-6-8(TEL:03-5331-3310)

【入場】　無料

【備考・1】　絵画展カタログを無料配布致します。

【備考・2】　東京での展示会終了後(2012年6月中旬）、同個展を東京以外の地で実施したい個人・団体からの要望を受け入れます。特に東日本大震災被災地からの関心に即応したいと思っています。

インドネシア文化宮(GBI)では、1998年の創設以来、これまでに計8回の絵画展を実施しました。それらは：

『ハルディ個展』(1999年4月18日～9月17日）
『ダルマジ個展』(2000年4月1日～6月30日）
『クリヨノ個展』(2001年6月23日～8月31日）
『アチェ人画家マフディ個展』(2002年1月19日～6月29日）
『パプア人画家ウエンス個展』(2003年4月12日～6月14日)
『カリマンタン島グループ絵画展』(2004年10月16日～12月18日）
『スラウェシ島グループ絵画展』(2005年9月17日～2006年2月24日）
『トラジャ人画家マイク個展』（2007年7月7日～9月29日）

【インドネシア文化宮への道順】

JR高田馬場駅より徒歩約6分。さかえ通りを進み、神田川の橋を越え、新宿区立図書館方向へ。東京富士大学高田記念館正門の向かい側のビル1F（東京都新宿区下落合1-6-8 TEL:03-5331-3310)